社長の言葉研究所

言葉で、会社の焦点を合わせていく

社長の言葉研究所 代表田中美絵コンサルタントの田中美絵と申します。私は、30年近く、およそ1600人の経営者、文化人の方々のインタビュー記事を毎週、朝日新聞に掲載してきました。
取材を終えるたびに、いつも考えます。

なぜ、業界の中でこの方が「リーダー」と認められるのか。
なぜ、わずかな期間で急成長を遂げたのか
なぜ、メディアが追いかけたくなってしまうのか。
なぜ、社員がトップを信じて、元気についてくるのか。

ご職業はさまざまですが、そこには共通する「成功者の特徴」がはっきりとあります。
それは、考えぬかれた「言葉」を持っていることでした。 広報担当に、十分な準備をする力がありさらに、経営者自身のビジョンや体験と一体でなければ、言葉は活きて届きません。 しかも時代にあった鮮度で、人の心に刺さる言葉が求められます。

いままであなたは、ライバル企業の「言葉」を見て「この会社は伸びる」と直感なさったことはありませんか。それこそ、「言葉で抜きん出る」ことを意味しています。

同じように今度は、あなたと広報がひとつになって言葉を研いでください。
話す言葉、書いて伝える言葉、ビジョンとなる言葉。
私たちは、継続できるその方法と仕組み作りをお手伝いし、御社に残してまいります。

【プロフィール】

広告制作プロダクション勤務を経て独立。コピーライター/プランナーとしてTVCM、新聞、雑誌、カタログなどの広告制作/広報に携わる。 並行して1992年より、朝日新聞紙上に、経営者、著名人の取材記事を毎週掲載。2014年㈱社長の言葉研究所 設立。経営者の言葉構築、広報のコンサルティングに携わる。

2003年 シャネル株式会社の新聞広告にて朝日広告賞特別賞受賞
2015年 シャボン玉株式会社の新聞対談広告にて朝日広告賞朝日新聞社特別賞 受賞
その他ワコール社カタログ、クリニーク社などのコピー制作で受賞多数

1992~2012年
朝日新聞求人欄・毎週月曜日朝刊「あの人とこんな話」取材執筆
2003年~現在 
朝日新聞求人欄・毎週日曜日朝刊「仕事力」取材執筆、継続中。

広告制作では、JTB海外旅行カタログ、化粧品ジャンルで「クリニーク」「シャネル」、「資生堂」「ポーラ」「花王」などのTVCM、新聞、雑誌広告などを延べ30年間担当。また無印良品、ニッカウヰスキー、モンブラン、ルイヴィトン、ヴーヴグリコなどの記事広告、映画の新聞広告「モンスター」「真珠の耳飾りの少女」「ベルリンの奇蹟」「キル・ビル」「ラスト・キング・オブ・スコットランド」「聯合司令長官 山本五十六」など40タイトルにのぼる。

【書籍】
『ダンナ様はFBI』(幻冬舎刊、著者名:田中ミエ、2014年5月NHKドラマ化)。 朝日新聞取材記事の書籍化、『仕事力 白版』『仕事力 青版』『仕事力 紅版』『仕事力 金版』 朝日新聞掲載後はこれまでに4冊単行本化(一部文庫化/すべて朝日新聞出版)


仕事力 白版 (朝日文庫)
仕事力 青版 (朝日文庫)仕事力 紅版 仕事力 金版 (朝日文庫) ダンナ様はFBIダンナ様はFBI (幻冬舎文庫)


他に、資生堂名誉会長 福原義春氏の書籍編集・構成を手がけた
『「自分らしい仕事」があなたを変える』、『だから人は本を読む』がある。

【朝日新聞「仕事力」で取材掲載させていただいた方々】敬称略
大前研一、中坊公平、朝倉摂、安藤忠雄、福原義春、梅原猛、鈴木敏文、佐々木毅、塚本能交、稲盛和夫、J・ラブロック、今野由梨、村上隆、北城挌太郎養老孟司、松井道夫、柳井正、立石義雄、兼人、林文子、水野正人、川談志、安藤宏基、吉田忠裕、中村勘三郎、猪口邦子、石原邦夫、斎藤孝、茂木友三郎、橘・フクシマ・咲江、丹羽宇一郎、羽生善治、林真理子、武豊、村上龍、矢内廣、茂木健一郎、山本容子、香山リカ、中村修二、森本昌義、中沢新一古田敦也、村田泰隆、幸田真音、小柴昌俊、姜尚中、本田由紀、河瀬直美、森永卓郎、乙武洋匡、宮埼哲弥、佐藤琢磨、村上憲郎、森稔、C・Wニコル、瀬戸内寂聴、宇都宮健児、市川團十郎、矢沢永吉、桐野夏生、仲代達矢、秋元康、佐渡裕、三國清三、野村克也、田中均、北尾吉孝、川崎富作、坂本龍一、小山薫堂、チャールズ・レイク、国谷裕子、藤巻幸夫、田原総一朗、野田秀樹、樋口泰行、木村政雄、姫野希美、新井満、押井守、黒柳徹子、土井香苗、團紀彦、高島郁夫、福岡伸一、鈴木おさむ、竹中平蔵、西原理恵子、楊逸、中村哲、安藤忠雄、草野仁、南部靖之、栗原はるみ、玄侑宗久、草間弥生、山下達郎、赤坂憲雄、岸惠子、コシノジュンコ、星野佳路、藤原和博、糸井重里、村木厚子、内田樹、海堂尊、立川志の輔、坂田栄一郎、荒俣宏、山崎直子、前刀禎明、鴻上尚史、西水美恵子、オノ・ヨーコ、山元賢治、諏訪内晶子、坂崎幸之助、高代延博、リシャール・コラス、有川浩、岩田弘三、南場智子、浅野悦男、舛添要一、神田祐行、よしもとばなな、山岸俊男、平田オリザ、秋山進、羽田澄子、小林公一、手嶋龍一、安藤優子、真鍋大度、安藤桃子、白木夏子、山口絵理子、川上量生、佐渡島庸平
※2003年3月~2015年3月までに取材掲載させていただいた方々です。

初めての方へ

株式会社 社長の言葉研究所は、徹底したインタビューでまず経営者の考え方を活字化し、その尖った言葉資産を広報に活かしきっていきます。社長から得た十分な言葉を「メディア」「顧客」「社内」へと3目的別にし、社内で書ける、話せる、尖らせるノウハウを残します。

□ 取材のチャンスにあわてて話す資料を集めたことはありませんか。 □ いつも、業界の集まりで挨拶することを避けてはいませんか。 □ 気持ちを上げる話をしても、社員は下を向いていませんか。 □ 顧客に、会社の誠実さや力強さが認められていますか。 □ 期待の商品の価値を、余すところなく伝えきれていますか。 □ 我が社はとにかくアピールが下手である、と歯ぎしりしていませんか。

これらを解決するのは、話し方やスピーチの巧さというより伝えるべき言葉を蓄え、
十分に準備しているかどうかだけです。

これからさらに会社を強くする、言葉の公式を獲得するために。スタートが手遅れにならないことを願っています。

「はっきり伝わる言葉が必要な」社長へ

いま、このような言葉のストレスをお持ちではないでしょうか?

□自分の仕事への思いは、なぜ部下に伝わっていないのか
□いい仕事をしていれば、分かってもらえるはずだと思っていたが違うようだ
□取材や挨拶が苦手である。いつも似たような堅い話になってしまう
□「あの人の話を聞きたい」と言われる存在になれないだろうか
□会社案内の「ありきたりな」社長挨拶を、真摯で力強い印象にできないか
□腹を割って言葉を探せる、ディスカッションパートナーはいないか

言いたいこと、言うべきことはまだまだあると、あなたは痛感していらっしゃるでしょう。その焦りから、書籍や、あるいは著名人から引用してきた言葉を多用してしまう。 しかし、顧客にも社内にも、ましてメディアにも、それは決して伝わりません。 なぜなら、経営者の胃の腑から出てきたリアルな言葉ではないからです。

リーダーには、明確な、借り物ではない独自の言葉が求められています。

「私の話は、伝える価値があるか」と不安を抱くことはありません。
そこには、誰よりも、自社のビジョンと製品・サービスに心血を注ぎ、工夫し、 実行してきた経営者の真の軌跡があります。あなたにしか語ることの出来ない その独自の言葉こそ、さまざまな可能性を内に蓄えた資産です。

言葉にしなければ、その資産は企業の価値とはならない。
そして若い世代に残していく知恵にならない。

大変に惜しいことではないでしょうか。 この時代にこそ、経営者の言葉によって、 眠っている資産を存分に掘り起こして活かしていただきたいのです。

メディアを買う「広告」から、
すでに「自分たちで伝える広報」の時代です。

ホームページ、カタログ、リリース、DM、挨拶状、スピーチ原稿、メディアへの起稿。 自社内で準備する言葉の量は増え続けています。 方向性を決めたはずなのに、言葉を伝える人はそれぞれです。当然発信するメッセージは アレンジされて散逸していくか。あるいは、紋切型でお茶を濁しているか。 いよいよ、自分たちで伝える技術を磨く時が来ています。「広告」はプロに任せても、「広報」は自社で舵を握る表現です。

広く知ってもらう、という点がよく似ているために混同されがちですが 大きく分けて、広告は「商品を売る」、広報は「信頼を築く」という違いがあります。 その定義を示すいくつかの例えに、このような表現が用いられています。

残念ながら日本では、すべてを引き受けてくれる「広報代理店」は、ほぼありません。なぜなら、商品のように手離れよく、単独で引き受けられないからです。 逆に言えば、社内であらゆる機会を活かせる、未開発のノウハウとも言えます。 それは、経営者と広報担当者だから出来る、言葉の仕事の領域です。 自社のどのような製品も、エピソードも、社長や社員の取り組みも、 そして苦難を乗り越えた物語でさえ、言葉という形にできれば必ず届いていきます。 それは「商品の<売り>だけをアピールする広告」とはまったく異なる、「会社そのものを伝え、信頼を得ていく広報」の領域です。 商品というピンポイントのアピールではなく、広い裾野を持っているのです。

【コンサルティング】

蓄積している社長の知略を、必ず言葉に

メディア事例/仕事力社長の言葉研究所は、経営者の言葉を広報担当が引き出すインタビュー法を伝えます。あなたがもし、自らスピーチや講演をすることが苦手であっても、質問に応える方法なら言葉はあふれてきて活性化します。すでに多くの企業家が、「新聞や雑誌のインタビューに 応えるうちに、思いがけない気づきがある」と語っていますが、

それは「問いがあれば、突き詰めて考える」という人間の習慣によるものです。

明確な目的を持ったインタビューでは、1回1~2時間×2回、もしくは3回で6~7万字の文字量を超えます。ビジネス書一冊がおよそ10万字ほどですから、言葉量をご想像いただけるでしょう。

言葉の資源を素材にして、3目的別に言葉を選び 経営者が、そして各担当者が、 「自分で話し、自分で書ける」ノウハウを伝えます。

コンサルタント/田中美絵

活用①メディアへ
・取材や広報などで認知度を高めます。トピックスとなる言葉や具体的な御社らしい発想で「あの経営者は違う」と信頼を掴みます。
・例えば、ある電気機器で業界トップシェアを誇る企業の社長は、実は社員から毎年感謝状と休暇を贈られる経営者であり、業績とは別にその人柄が業界 で信頼を勝ち得ました。
・商品のニュースリリースを何年もメディアに送り続け、一度も採用されなかったある照明メーカーは、電気の下で勉強した「社員たちのエピソード」をリリースとして送り、 雑誌の特集をものにして名を知らしめました。

活用②お客様へ
・ありきたりな会社案内の言葉を捨て、本当に役立ちたいこと、努力や工夫を誠実でリアルな言葉で伝えてください。
私たちは、約300件にのぼる東証一部上場企業のインターネット上の「代表取締役社長の挨拶」を徹底的に読み比べました。

残念なことに、そこに並んでいたのはおよそ9割が紋切り型の言葉でした。概要は「この未曾有の変化の時代を、私たちは心して見極め、全社を上げて最大限の努力をし、鋭意、業績の向上と社会の発展に尽くしてまいります」。社名を取り替えても分からない程です。御社は一刻も早く、そこから抜きん出てください。

変えていきましょう。あなたと、あなたの企業にしか語れない言葉へ。

活用③社内へ
・ 社員に響き、コミュニケーションを強め、ビジョンを確実に伝える真摯な届く言葉を、いつ、どんな時でも語れるようにしていきます。
・「毎月の例会で、いくら社員を激励しても気のない表情をしている」。そう言って嘆くある社長は、自分に非があることに気付いていませんでした。どうしても話し方が威圧的になってしまうことを避けるために、「社長が社員のために作る、社内紙」を書き始め、好転した例があります。月に一度だけ、ほんの数百文字。言葉を準備しやってみる価値があります。

コンサルティングの流れ

社長の言葉研究所/メディアトレーニング

1. 今日までの表現の検証
<誠実に書いているのに、社名を伏せたら他社とそっくりではありませんか?>
インタビュー記事、社内報、ホームページ、パンフレットなど、すべての言葉を 見直し、「伝わらない理由」を分析します。

2. 徹底インタビュー 
<ナマの言葉、言いたかったこと、どれだけでも話し尽くしてください>
経営者をメインに、必要に応じて広報、技術、営業などの補取材。すべての言葉をテープに起こします。冗談の中に隠れているテーマもあるからです。

社長の言葉研究所/メディアトレーニング3.言葉素材の放出、自由なブレーンストーミング  
 

<こんな会社として認められたい、実は秘話があるなど、何でもアウトプット>
コンセプトとキャッチフレーズ制作を見据えて、徹底的したブレーンストーミング。経営者のビジョンとともに、会社の強み、売りとなるフレーズ、差別化など   広告の技法を用いて自由に言葉を解き放ちます。

4.蓄積された言葉から、フレーズを構築する仕組みへ。

<言葉の冷蔵庫は素材で満杯。これを目的別に料理します>
なぜ、必要に応じて書けないのか?なぜ、引きつける話ができないのか? それは素材を掘り起こして、準備を社長の言葉研究所/メディアトレーニングしていないことが要因でした。提供できる素材を手元に十分蓄えたあとは、メディアへ、顧客へ、社内へと、力強く具体な言葉を紡ぎだしていくことができるようになります。

5.これから日々言葉を蓄える、独自のプール方式へ。

<伝わる言葉やアイディアを逃してしまわない方法が財産です>
言葉のアンテナを張る習慣をつけるために、名刺大のカードやポストイットを常備し、気になる言葉や表現、発想にピンときたらすぐ書き留めて箱に放り込みます。経営者も広報も、そして営業担当も。言葉で発想体質に育っていきます。

社長の言葉研究所/お問い合わせ


株式会社 社長の言葉研究所 〒107-0062 東京都港区南青山2-2-15 1317 TEL 03-6412-7666 FAX 03-6412-8726
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